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市議会議員の方のBBSにPTA問題が多数を占めるというのも変かな?と思って書き込むのをしばらく控えさせていただいておりましたが、少し、意見を書かせてくださいませ。
馳平議員は、教育に長年関わっていらしたと思います。子供たちに何かの判断をさせるとき、充分な話し合いや、正しい採決の仕方など民主的な会議の進め方がキチンと教えられているとお考えになられますか?
私は、既に、学校という場でも不十分なんじゃないかと感じているのですが、更に、PTAに入ると、圧倒的に民主的な話し合いや採決のやり方とかけ離れていくことを感じました。
例えば、「沈黙している人は、会長や校長の意見に賛同」したものと看做して、採決すること無く会議を進めてしまう。これでは単に会長・校長の意見伝達式であって、会議とは呼べません。
また、採決をする際は、無記名投票にするか、挙手投票にするかの判断が必要ですが、PTA役員会などの少人数で1年間というような付き合いが必要なグループでは、後々の人間関係を複雑化させないためには、無記名投票を選ぶのが適当なのではないかと思うこともあります。現に、「どうしてあの時反対したのよ!」と、蔭で反対者に詰め寄った副会長を知っています。
PTAには、大勢の大人が関わる組織であり、また、学校という場を利用していますから、ここで行われていることは、良いことであるように無批判に受け入れてしまう人も多いかと思います。つまり、非民主的なPTA運営が続けば、この国の民主主義の進歩も遅れてしまう。そのくらい影響力のあるものだと感じております。
『数の理論』っていったいなに?と、しばらく意味が取れずにおりましたが、多数決のことなんですか?多数決が無いよりはマシですが、「『PTAは入退会の自由』という事実を、周知すべきですか?」と、PTA会員全員に対して決を採ると良いんじゃないでしょうか?何しろ、周知しないと採決できないという、とても面白いパラドックスだと思います。
なお、私も、ヒロミ.落合さんと同様、“多数決がいつも正解”ということは有り得ない、ということは意識すべきと思います。多数決で決まったことでも、いつでも柔軟に見直し、必要であれば修正を加えていく覚悟を持つ必要があると思います。後で振り返って「少数意見の方がベターだった。」とか、「話し合うための前提資料の選定が間違っていた。」ということも充分有り得るでしょう。
市議会も、そのように運営されていると思うのですが。
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