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遅くなりまして申し訳ありません。冬合宿の計画をアップさせていただきます。よろしくお願いします。また、部員の名前込の計画はパス付掲示板にアップします。
冬合宿十勝
日程 12月下旬
メンバー
Aパーティ L:清(4) SL:FG(2) M:氏(6) 中(2)
Bパーティ L:笠(4) SL:SG(2) M:缶(6) GT(2)
合宿全体の行程
1日目 7:00朝出発→11:00吹上温泉→(30min)→11:30BC→雪訓
2日目 アタック①
3日目 アタック②(15:30までに全員BCに帰っていたら下山してよい)
4日目 予備日
【十勝岳】
行程
5:30BC発→(2h)→7:30十勝岳避難小屋→(3h30min)→11:00ピーク▲→(2h30min)→13:30十勝岳避難小屋→(1h30min)→15:00BC着
条件
引き返し時刻 12:00 (最終日は11:00→BC帰還は15:00)
視界 200 m
風 飛ばされず寒すぎず
注意
・BCから十勝岳避難小屋までは角度切ってベタ打ち。沢の乗越などで直進は難しい可能性もある。50m間隔で25本。ほとんどの記録で渡渉に困った記述はないが、2007年1月と2011年12月の記録ではスノーブリッジが発達していなく、沢が露出している。でも何とか渡渉できていた。
・小屋から少し進んだCo1450屈曲で受け皿。旗5本。
・昭和火口を通り過ぎて尾根に乗ったところに受け皿。旗5本
・Co1650あたりでEPシーデポの見込み
・'12年フラテの記録で「Co1600付近で視界悪化、引き返し→一時、white out気味に。右に曲がりすぎて沢型の方へ下るも、何とか尾根に復帰」
・火口の間の尾根を通過すると尾根があいまいになってくる。ここからピーク手前までベタ打ち。旗20本。
・下山のため、27日にアタックする場合は引き返し時刻を早める。その分早起き推奨。
・12/27の日の出は7:05、日の入りは16:06
・コースタイムはあまり増してない。実際に予想しているコースタイムは
BC→十勝岳避難小屋:2h
十勝岳避難小屋→ピーク:3h
ピーク→十勝岳避難小屋:1h30min~2h未満(ここは下山のために比較的増してる)
十勝岳避難小屋→BC:1h10min
計1h20min増し
・寒いので凍傷や低体温症に注意!オーバー手袋の穴など。
・十勝岳の小屋は既存の避難小屋で冬も開いてる。新設の十勝岳望岳台防災シェルターはもっと下。平成28年12月30日(金)から平成29年4月28日(金)までの期間は、冬季閉鎖。また、望岳台までの道路については平成29年1月4日(水)まで通行可能。
事故
・フラテ2012年、Co1600で引き返した後、ルートから外れるヒヤリハット。
・フラテ19881219、十勝岳噴火で行方不明のパーティとして報道される。
・フラテ20021227、A,Bパーティの両方でインシデント。
A.気温-30℃下で十勝岳アタックし引き返し判断を誤り全員が凍傷に。Lの反省では「いつまで 歩いても休めないほど寒いときは引き返そう」と。
B.十勝岳アタックの途中、松下・西岡がザックをスリバチ火口の底に落とし捜索。ザックを回 収し引き返す際にシーデポ地点を見失い、約1時間さまよう。BC帰着は15時半。
・5月50代男性が頂上からソリで下山中、東北斜面に迷い込み、新得側で発見。
かなり調べたが、意外にも冬の十勝岳で他に重大な事故は見つからなかった。
【三段山】
行程
6:00BC発→(4h)→10:00ピーク▲→(3h)→13:00BC
条件
引き返し時刻 13:00(最終日は12:00→BC帰還は15:00)
視界 200 m
風 飛ばされず寒すぎず
注意
・Co1250~Co1300で弱層テストをする。
・新雪が大量に降った時や、下山時に気温が上がった時は特に雪崩を警戒する。
・スキーだけでピークまで行くパーティもいるので、どの辺でEP換装かははっきりしない。
・直前まで雪崩情報をチェックする。
・ワンゲルで探してきてもらった三段山の記録はすべてD尾根やNPRなどで、我々のルートはなかった。
事故
・平成26年2月、20代女性、三段山の二段目(標高1,348メートル)付近をスキーで滑走中、転倒して左膝を負傷
・平成24年12月、三段山の二段目付近(標高約1,300メートル)の急斜面をスキーで滑走中、雪崩(幅約60メートル、長さ約70メートル)に巻き込まれ死亡
雪訓
プレでどれだけこなせたかによるが、ビーコン探し、滑落停止、弱層テスト、埋没、搬送、雪洞、スタンディングアックス、1/3システムなど
共同装備 4テント・ポール・フライ、6テント・ポール・フライ、DF、灯油4L×2、コッヘル、ラジオ、医薬品、修理具、予備シール、旗60本×2(10本余分)、スノーソー、衛星電話(清水)、雪訓用フライ、雪訓用ロープ
個人装備 冬山標準、EP、シュラフ、シーアイゼン(-)、雪訓用ハーネス(L,SLのみ)、確保器(L,SLのみ)、安環2(L,SLのみ)
参考
フラテ2012年度冬合宿(42531,32521) フラテ2010年度冬合宿(42221,33331) フラテ2006年度冬合宿(432111) フラテ2002年度冬合宿(42333,3333)
AACH 2014/11/30、ワンゲル、北海道の山と谷(下)、日本登山体系 北海道・東北の山、決定版雪崩学、ヤマレコ、三段山HPなどネットの記録多数、カミフエリアハザードマップ(三段山クラブ)
メンバー経験 ()内は当時の年目
Aパーティ
L:清(4) L:春合宿北日高(3)、冬合宿ニセコ(3)、旭岳アタック(3) SL:春合宿原始ヶ原(2) M:春合宿ニペソツ(2)
SL:FG(2) M:春合宿暑寒別(1)、冬合宿ニセコ(1)
M:氏(6) L:春合宿南日高(5)、春合宿ニペソツ(4)、春合宿北日高(3) SL:春合宿南日高(2)、春合宿北日高(2)
中(2) M:春合宿南日高(1)、冬合宿ニセコ(1)
Bパーティ
L:笠(4) L:春合宿暑寒別(3)、冬合宿ニセコ(3)、黒岳アタック(3) SL:旭岳アタック(3)、冬合宿ニセコ(2) M:春合宿夕張芦別(2)
SL:SG(2) M:春合宿北日高(1) ニセイカウシュッペ山(1)
M:缶(6) L:冬合宿ニセコ(5),(4) SL:春合宿南日高(5)、春合宿ニペソツ(4)、春合宿函岳(2) M:春合宿美瑛富士(3)、春合宿八甲田(1)、春合宿知床(1)
後藤(2) M:春合宿北日高(1)、冬合宿ニセコ(1)
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